スポーツ労働に勤しむ

今日、日中の温度が24度まで上がりました。

カナダは春を通り越していきなり夏がやって来ます。

日も長くなり日没は8時くらいでしょうか。

午後から空っぽになった薪小屋に新しく割った薪を積んで行く。

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今、冬が終わったばかりで太陽の季節の喜びを噛み締めているのに

薪を割りながら、もう次の冬の事を考えている。

なんと言う無常感でしょう。

積み上げる手を止めると森からコヨーテ達の遠声が聞こえます。
明るいうちのそれは本当にめずらしいのです。

こんな日は必ず森が遠く見えるのです。いつも見ている森が
今日は倍にも遠くに見える。
まるで今日は彼らのイベントの日。彼らの不思議な力で里を
遠ざけたかの様です。
本当に不思議なのです。

汗が微かな風に晒されて気持ちいい。
湿気を含んだ薪は夏の風に当てられ秋までにブランデーになる。
年を越えるものはコニャックとなって極上の炎と熱を与えてくれる。

私は労働(肉体)と精神のあり方をやっと掴めた気がする。
骨の折れるきつい労働がいかに精神を満たしてくれるかと言う事を
何十年の間で学んだ。一日の充足は打たれた雨や雪の時間、
流した汗の量で決まる事を知っている。
単純にその日の労をねぎらえる事が出来るのはきつい肉体労働が
高い精神に追い付いた日だけである事を知っている。

きっと経営と言う労働と精神のあり方も同じ様に深いものが
あるのでしょう。
しかし、私はその入り口にすら立つ事が出来なかった。
経営の楽しさというものを一度も感じる事はなかった。

今はそれを知りたいのかどうかすら解らないのです。

やはり私は、
いつまでも薪なんか割っていたい。




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この記事へのコメント

soto
2014年05月02日 22:34
Alone in the Wildernessの影響で小さな斧を手に入れてからカトラリーなんかを削ってるうちに
グリーンウッドワークというものに出逢い、岐阜の団体に習ってます。目標はシェービングホースに股がって椅子を作ってるハイジのおじいさんです。http://www.living-wood.co.uk/

http://www.greenwoodwork.jp/

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