テーマ: 日記・コラム・つぶやき

7月17日

南部で見つけたドアである。 しばし呆然とし、その場にへたり込んだのである。 次の日、もう一度訪ねる。 19世紀のものである事は確かだが、このデザインと 装飾の「発想の自由」とはどこから来るのであろう。 今の様にインターネットも書籍も海外旅行も無かった デザイナー?や職人がどうしてこれほどに自由で 無秩序なデザインを作り出せたのであろ…
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I HATE YOUR GUTS

一度、デザインに入ってしまうとダメである。 予算も納期も下手をすると依頼主の要望も見えなく なる。 頭にあるのは自分の線と陰が辻褄が合うか。。。 木の限界はどうか。。。 それだけ。
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7月15日

バンクーバーのビバリーヒルズ「ノースバン」にある 店舗から内装の化粧ティンバーの依頼を受ける。 コンセプトはサウスウエスト。 後はお任せ。 最初のスケッチで進めてしまった。。。。 通常であると一晩もしくは二晩寝かせるのである。 全く違う芸術作品や建築物を調べたり、予算とのバランス を考えたり、LSDを打ったり、垢擦りに行き生まれ変…
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7月14日

休日である。 Pilippe Lansacと言う人の書いた「Jack London's Grand North」と言う本と、Paul Greenhalghの 「アールヌーボー1890−1914」を同時に 読む。 Jack Londonはアラスカ クロンダイクのゴールド ラッシュにゴールドに魅せられ、北の荒野をさまよい その経験を書…
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7月13日

しつこいようだがカナダの電柱は木である。 湿気の多い西海岸はすべて水に強いシーダー が使用される。 昨日、その電柱に選ばれるシーダーの高いスペック から外れたものがあるので要らないかと言われ 見に行く。 スペックから外れたと言っても真っすぐでない と言う厳しいものであった。 20m近い長さで曲がりが無いものと言うと どれくらいの確率…
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7月12日

木彩工房さんの最新作チンクダブテイルが 完成する。 ノコ目残しの所謂「SAWN」仕上げは辻社長の コンセプトであった。 良い仕上がりに満足である。 バランスの取れたティンバーとダブテイルの ハイブリッドとなってくれた。 デザインはこんな簡単なスケッチから始まっている。
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7月9日

バンクーバーの都心から20分の郊外にある お宅へティンバーフレームの打ち合わせに伺った。 打ち合わせ中、1頭の母グマと2頭の小熊が この家の周りのタンポポをしきりに食べている。 もう2頭、別のクマも要るらしく、ほぼ毎日出会す らしい。この母グマが一番テリトリー意識が 強く、先日はデッキで本を読んでいると、目の前で この母グマが侵入者…
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7月8日

よく木工を始めたいが何処からスタートして良いのか? と聞かれる。 小枝を使った家具はどうだろう。 いつまで経ってもカッコいいし、下手でもそのものに 個性がある。 写真の様な皮付きでと考えられている方は、 やはり冬切りの材料でなければ、その皮はやがて 落ちてしまう。 皮付きであれば桜の枝などがお薦めである。 枝のジョイントの「し…
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7月4日

北の荒野に理想の飲み屋を見つける。 U字のカウンターが素晴らしい。 会社を潰し裏ぶれ、女房子供に愛想を尽かされ、 流れ流れたこの町でこの飲み屋で酒とバラの日々 を送る。 ある意味、理想である。 常連となり人の少ない昼間に毎日、ここを 訪れ、店員からはある程度うとまれているが、 バーテンダーがそこそこ良くしてくれる。 もう付けが…
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So Long, Frank Lloyd Wright

昨日、運転中にこの曲を何度も繰り返し聞いてみた。 難解な曲相と単純な言葉故、深い意味が隠されては いないかと何度も繰り返し聞いてみたのである。 S&Gとフランク ロイド ライトに接点があったと は思えないが、もしポールサイモンが「曲作りの大きな インスピレーション」としてライトの建築を持ち出して 来たとしたのなら、そこには大きな「救…
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7月1日

北の荒野に刻み付けられた傷の様なハイウェイの 路傍に、そのかさぶたの一部に見える人工物を 見つける。 それを見ながら、私の想いはハバナの日々を 旅していた。不思議である。北の大地でふとした 瞬間、朽ち果てるオールドカーの曲線と錆びから、 マインドは瞬間に急降下、南下するである。 ハバナの建築物、その集合体である町のあの 美しさはどこ…
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日本のお客様へ

カナダは建国記念日の為、火曜日まで休みとなります。 通常業務は水曜日からとなります。 期間中、ご迷惑を御掛けいたします。 お急ぎの際は、メールまたは携帯までご連絡下さい。 敬具 代表 大岩 俊行
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6月30日

鍛冶屋になる為の上級者コースを終えた。 まず興味が沸いたのが初級コースをはじめ 女性の参加者の方が多かったと言う事である。 多いと言っても1クラス3人なのだから語弊は あるのだあが。。 私のクラスメイトはJudiと言う女性であった。 本業は溶接工である。女性で溶接工?。。。。 まず頭によぎるのは「フラッシュダンス」である。 (とにか…
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6月29日

やはりティンバーフレームのデザインの可能性とは 無限大である。本当にそう思う。 ただ単に、大型の角材を並べたものでは、勝負出来なく なる日がすぐにやって来るだろう。 大きなキャンバス故に、そのデザイン性や 装飾が多く問われて来るに違いない。 そしてそれすら、我々は遠い昔に通過したポイント なのである。 平坦な道は誰しもが歩けるの…
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6月28日

アラスカ、アンカレッジの空港で1冊の本を 買う。SETH KANTNER と言う人の 「SHOPING FOR PORCUPINE」と言う本でアラスカ 北極圏の人や生活を綴ったものである。 文体はハードボイルドを意識した切り口の良い 口語体であるが、それ故にこの地の厳しさや 切なさが多いに伝わって来る。 読み進む中、突然星野道夫氏の…
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6月27日

この20年間、この大陸は大きく変わった。 自らの手を土に風に雨に返す事が自由だと見出 したはずなのに、それを忘れた。 与えられた者が今、飢えた者を笑う様になった。 きつい仕事など存在しないかの様に話し始めた。 持ちながら生まれたかのごとく振る舞う様になった。 自分自身の査定を必要以上に上げた。 満ち欠けする月のダークサイドを…
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6月26日

アラスカに出張に出ていた。 北米最高峰マッキンリーの麓に小さな墓地があり、 沈まぬ太陽の白夜に独りそこを訪れた。 ブッシュパイロットとしてこの山に散った 男の墓の横にふたつのアイスピッケルを石碑にした だけの山男の墓があった。その小さな墓を見て 亡骸を持たぬ墓であろうと思った。 その横に短い詩が刻まれていた。 高く登れ、遠く登れ…
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6月25日

裸電球を考えてみる。 今、市場では形状や色その光具合に至るまで 各種の電球が市販されている。 レトロな電球を選ぶと言う事は難しい事では無い。 しかし、それらをそのまま剥き出しで使う事は いささか抵抗があるのだが、古い建築物では以外と 多用されてあり、それが何とも良い味を出している。 美しいと思わす、幾つかの法則が存在していた。 …
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6月19日

木彩工房さんの新しいチンクダブテイルが 始まっている。 詳しい更新は木彩さんのHPにて拝見頂きたい。 私と木彩工房の辻代表との共通のゴールはこの写真の 様な色、質感、風合いそして侘び寂びである。 「Rural」や「Rustic」と言う美学をそろそろ理解しても 良い頃ではないだろうか。 それは、外に向かって発するものでは無く、自分…
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6月18日

フレーザー川の河口に原木を見に行く。 今回はまだ水揚げされていないものであるから、 ウォータータクシーをハイヤーし、しばし水の上を 揺られてのお仕事である。 原木は汽水に浸ける事で、そのクセを取り入った 虫を殺す。そして水中でアクが流れ出す。 つまり海中で血が止まらない、あの原理である。 汽水域には多くの原木が繋いであり、言わば天然…
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Elegant Gypsy

アルディメオラを聞きながら作っていると こんな箪笥になった。 私の陰と陽が出せた満足の行く作品である。 これはプレゼントに作ったのだが、その方の 旅情をそそる。。。 そんな作品になればと言う想いで作らせてもらった。
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6月16日

カメラを持って散策していた時に出会ったドア。 観音開きで折れ戸式ガレージドアは珍しい。 何ともカントリー調で良いと思う。 吊りもとの金物に強度を求められるが、デザイン次第 では、大変面白いドアが作れるのでは無いだろうか。。 これだからバーンやワークショップ巡りは止められない。
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「Should」からの支配

ヴィクトル オルタの線を真似て盗んでやろうと 企み久しいが、またもや失敗に終わる。 どうしても自分の線になってしまう。 オルタの線、特にあの手すりに使われた線は 狂気である。 曲線に水平、垂直を混ぜ合わされる事は至難だ。 それをナチュラルに見せる事など、私には不可能 なのだ。 デザインでその中心や書き出しが見出せないもの が好きだ…
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6月13日

日本では振れ芯、偏芯と呼び多用されないこの オーバーハング工法である。 イギリスで古い建築物を見て回る旅の中、この オーバーハングには圧倒されて続けた。 スペースの有効利用、分散力学などいろいろと 説明も付くのだが、私は言いたいのはその押し迫る 迫力である。漆喰とオールドウッドと言う素材、 栄華を反映した装飾、石とレンガで作られた …
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6月12日

メキシコ滞在中に考えたルイス バラガンの建築に ついて、スペイン建築やカソリックからの線の流れ、 土着的な色の原点、例えば写真のタラベラ焼きの様な 色使いについて私のあくまで個人的なバラガン論を うだうだと書くつもりであったのだが。。 今し方、ブリツガー賞受賞の バラガンのスピーチにぶち当たり、私は叩き付けられ、 踏みにじられ、塩を揉み…
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NKさん

私が毎日観させて頂いているNKさんのサイト。 たくさんのインスピレーションを頂いています。 写真をどうこう言える程、知識が無いのですが この人の知性と教養がもろに出た写真があり、 その作品の深み、品と言ったら。。。 この方がパリで、スイスで、サンマルコ広場で セントラルパークでそして神戸で独り腰掛け、 物思いにふけり、時々カメラを…
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6月10日

今回もまた地球丸さんの「夢の丸太小屋に暮らす」誌 に記事を書かせて頂いた。 その中の「カナダ通信」で、これまで私が一番 言いたかった事を書けた様な気がした。 「リサイクル」や「エコ」と言うテーマであるが、 今のところ、個人のレベルでしか動けない、語れないテーマ である。無力感すら持ってしまう。 何事も辻褄が合わないので、深く考えると…
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6月7日

今、日本の若者達は(年齢の定義はしない。) 親の世代がガムシャラにしがみついたものに拒絶反応 を起こしていると言う。 家。。。30年ローンを組んで返してもその時の価値は ゼロ。ナンセンスである。 車。。。高級車に乗る事に何の価値も見出せない。 時計、貴金属。。。「高価だから」と言う理由ではもう 選ばない。 海外旅行。。。シンドク…
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6月5日

只々、ため息が出る。 そのため息とはこのデザインの自由な線の流れと発想 に感嘆したものであるのだが、それを許した栄華や 貧富の格差と言う現代では再現不可能な、注文する者 される者のあり方に対するため息でもある。 ローマやベニスなどヨーロッパの建築物のたった 1ピースのデザインが私たちがかろうじて一生をかけ 支払う事の出来る家1棟分に…
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