テーマ: 日記・コラム・つぶやき

哀しい妖精を釣る

昨日、お昼に2時間程近くの川に出掛ける。 そこで82cmの「鋼鉄の処女」に遊んでもらう。 リリースした後、すぐに帰り支度。。。紳士でしょ? 夕方の4時には娘と家の周りをサイクリング。。紳士でしょ? 夕餉に「チキンカチャトーレ」に腕をふるう。。紳士でしょ? 夕食後、妻と「宗教理念」について論じ合う。。紳士でしょ? 夜眠れないの…
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9月20日

ラスティククラフトの戸谷社長より バーンウッドのお問い合わせを受ける。 この方、美学を良くご理解されている日本でも 数少ない本物志向の人物である。 バーンウッドとは古材を意味する。 年月と共に擦り込まれた人や動物の営み。 バーンウッドはもう材料では無い。 情熱的に固有であり、情熱的でありながらその 主張は静かである。 理想なのだ。…
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9月19日

驚く事なかれ。 扉は木製だが、石も木もすべてコンクリート製 なのだ。 考え方を変えてしまえば、ある意味究極のエコ でもあるし、そうでも無いとも言える。 ある種の人は、ものをじっくりと時間を掛けて 観察している。 その態度こそが、一番のエコと言えるだろう。 しかし、時代はエコ、エコとうるさいったら、 ありゃしない。 本心はエコ…
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9月18日

二人の芸術家に続け様に会う。 二人に共通するのは、その作品のすべてを 鉄とコンクリートで作っている事だ。 石も木もティンバーも怪獣も何もかも 鉄とコンクリートであった。 市場が先に有るのではなくて、まず作品が そこにある。 そんな危険な道にあえて、命を賭けてみる。 内面はだらだらと血を流して いるだろうが、生きていると言うスリルを…
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9月16日

もう少し、もう1週間下さい。 認めさせたいとか、認めさせたく無いとか では無いな。。。 認めささないだな、きっと。
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9月9日

岡本かの子は息子太郎が風邪で寝込んだ際に 看病をせず、創作活動に没頭する。 三日後、少年太郎は母かの子にその非難をぶつける が、かの子はあっさりと「だって、病気で汚い太郎 なんか見たくないんですもの。。」と告げる。 それを聞いた太郎はその母を何と美しい人だろうと 感じるのである。 こんな無条件な「愛」が世の中に存在するのだろう。 こん…
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9月4日

不思議な建物が目に付きその牧場へと導かれて行く。 穀物庫かしら。。。。 いや、これは古い貯水塔ではなかろうか。。。 と言う事は、このすぐ側に線路が敷かれ、蒸気機関車 が走っていた事になる。 このファームのオーナーを探すが、どなたも見つからない。 周りを調べてもここに鉄道の形跡はおろか、破片すら 見つける事が出来ないでいた。 農耕と…
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8月30日

ここ最近、私にお怒りの方が多い気がする。 その「怒り」とはどちらかと言えば、「イライラ」 と言う類いのものである様に見受けられる。 いろいろと理由を考えてみる。 幾つか思い当たるが一番のそれは私が、昔程の エネルギーを放出していないからでは無いだろうか。 しかし、私は昔から他人から「イライラ」されるくらいの 人の本質つまり「余裕…
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8月29日

妬んだり、羨んだり、煮詰めたり、水に戻して 再び煮浸したり、不向きであると判断したり、 酒や煙の中に居るのかと探してみたり、 人と会ってみようかと考えたりしながら、悶々とした 時間を過ごす。 作品の構想ではない。自分の構想である。 いや、同じ事か。。 こう言う時、 私はいつもNKさんのHPをしつこく観る。 「イタリアの壁、Velv…
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8月27日

金持ちは気まぐれである。 家の打ち合わせの途中に不意に唐突に プールサイドハウスのアイデアを書けと おっしゃる。 本格的なカウンターバーとジャクジーを入れたい と思い出した様に話したかと思うと、そうだ2Fも欲しい! と呟いた。 「ぶっ飛んだものはいけないよ、あくまで ノースウエストで。でもお友達を驚かせたいんだ。。」 (誰だ?外人…
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8月22日

ピースはすべて出来上がった。 完全なお任せデザインであったので、楽しませて 貰った。 テーマは「サウスウエスト」である。 日本の皆様にこのカルトなテイストがお解りだろうか? スペイン文化が新大陸に移り、インディアンやカウボーイ と溶け合って「サウスウエスト」である。 溶け合うと書けば簡単であるが、先住民のほとんどが 死に絶えたの…
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8月21日

馬達に似合うフェンスとゲートを考えていた。 フェンスはウエスタンだが、ゲートは何処か スパニッシュにした。 完成は6ヶ月後だ。 この丸太の支柱や挽き割りの横木が雨風に晒され 灰色になる時、私のコンセプトは完結する。 ゲートは紫外線に焼かれ、馬に噛まれ、そこに酸の雨 をぬられ、さらに餓鬼どもによじ上られ、否定され、 妬まれ、後悔され、…
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8月19日

休日に釣りに行った。 その昔、ゴールドラッシュで賑わった川である。 この場所は古い。 眼に映る風景の何処かにゴールドラッシュと言う どんちゃん騒ぎの破片や分泌物、沈殿物が存在する。 崩れた橋の破片であったり、丸太で組まれた朽ち果てる ままの堤防であったり、大きな岩に打たれた杭の傷跡 もしかり。 竜の眼の様に澄み切った水や木々の緑さえ…
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8月17日

池澤 夏樹 の「旅をした人」を読む。 星野道夫を偲んだ本のひとつであるのだけれど、 生前に交流の深かった池澤氏の星野論である。 そのストレートで切れ味の良い筆使いは誠に 小気味良いやら、物足りないやら。。。 この星野道夫と言う男。。。 汚点が無い。彼が通り過ぎたシーツにはストーリー としての血液や体液は存在するが、彼自身が残した い…
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8月11日

明日より5日程、お盆休みを頂きます。 期間中ご迷惑を御掛けいたします。 敬具 大岩俊行
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8月9日

完全なミッドライフクライシスに掛かっている のだろう。 たった一人の友人を無くしたような、 折れたマッチで火を付けているような、 曇りの日の独立記念日のような、 真夏の海で親父は他の事を考えていた のを知ったような、 エンジンをターンしたのに、エンジンはターン しないような、 お前と遊びで入った迷路で出口が解らず 不安になったような、…
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8月8日

この芸術作品がやがて生まれ変わり周りの 風景や物そして動物たちと和音を奏で始めます。 作品の完成をお楽しみに。 もう少し掛かるかな。。。
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ご自分のリスクでご入園下さい

メキシコシティにあるこのドア。 ヨーロッパや中南米にはドアの中にドアが 作られたものが少なく無い。 人が通る為と馬車が通る為であるのだが、 日本のお城にも同じアイデアが使われた はずである。 木製ドアを作る者に取ってまず引っ掛かって 来るのがこの大きな面積である。 面積が大きければ大きい程、狂いや乾燥による 縮みも大きい。 しかし…
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8月5日

休日であったので、町の畜産フェアに行き、 カウボーイ達を眺め、最後に子豚のレースを 見る。 家に帰り、夕食の1品は私が作ってみる。 いくつかの食べ物には必ず蘇る書物の描写がある。 カニを食べる時は、開高のマッドクラブを喰らう 絶妙の描写であり、寿司や蕎麦の時は池波正太郎。 そして、雑炊は当然、魯山人であろう。 その魯山人のレシピ通…
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8月4日

「続.夕陽のガンマン」でイーライ ウォラックが 何度も叫ぶセリフがある。 「あんた、生きるために働てるって言うけど、 なんで死ぬ程、働てんだ?」 これほど、響いて来る格言は無い。 セルジオ レオーネの作品の素晴らしは登場人物に 「善人」がいない事にある。 こんな簡潔な真理を人はいつまでねじ曲げて生きる のだろう。 至る所で繰り広…
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8月3日

バンクーバーに十代半ばにしてひとり留学している 日本人青年の友がいる。 毎回会う度に良い顔になって行く。 表情がどんどん豊かになって行くのだ。 国際間のコミュニケーションで喜怒哀楽を大きく 表す習慣がそうさせるのだろうが、その一方 私には彼の苦労が痛い程解る。 彼は毎日毎日、自分自身を伝える時に その不自由な言葉を補う為に、身振り手…
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8月1日

やはり人とは持たぬものを欲しがるのであろうか。 アメリカがここまで古いものやそれ風の物を 貪欲に欲しがる理由は何だろう? ヨーロッパのそれとは すこしズレが生じているように思う。 もし、日本人がもっと「古きもの」を愛してしまうと これほど奥ゆかしく、思慮深く、威厳に満ちた雰囲気 は無いだろう。 それ程に世界は日本の深く個性溢れる…
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7月29日

私の高校時代はQueen一色であった。 「オペラ座の夜」の中に「Seaside Rendezvous」 と言うアップテンポの軽快な曲がある。 凝りに凝って例外に漏れずトラックを重ねまくった Queenにしか作れない曲であるのだが、後半に フレディが2小節で8音すべて半音ずつ落としながら 歌う箇所がある。 浮き世の現実を知らず、夢想の…
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7月28日

ルノアールもシャガールも晩年の作品の 自由度には感服してしまう。 鑑賞者との妥協点をまるで無視してしまう程、 自由奔放では無いのだけれど、基本的に自分の為 の作品と言う印象を受ける。 逆に鑑賞者と妥協点を全く求めない作品そこ 「不自由」なのだと言っている様なのだ。 現在のライ クーダーの作品もとても良い。 根を詰めた「職人」を見事…
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羅生門

先日、ゴールドラッシュの屍を訪ねた。 どうにもならないことをどうにかしようと頭を垂れ 考えるがやはりどうにもならない。 このままでは野たれ死ぬばかりかと、やれやれと 腰を上げるその場所、その地点が「羅生門」である。 その絵図とは、こんなところではなかろうか。 そこでは、失う事と得る事が紙一重、いや 同化しているのではあるまいか。 …
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もうゆるして〜

昨夜、世にも恐ろしい夢で目が覚めた。 その田舎の薄暗い小道では、その親子に 追い越されると不幸が起こると言う言い伝え が有るらしい。普通であれば、その母娘と 出会っても追い越される事は無く、 後ろをすこし離れて歩いて来る様である。。 しかしあろう事か、 私だけが仲間から遅れを取り、その親子に追い付か れてしまったのである。 着物を…
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7月25日

アメリカのミッションハウス復興運動が本格化 した時期とアーツアンドクラフツ運動の時期が 重なっているのがおもしろい。 フランクロイドがロビー邸などかなりアーツアンド クラフト色を強く出していた1900年代初頭に カルフォルニアなどでミッションスタイルの復興 が盛んであった。 その精神性や方向性、そしてテイストに多くの 重なりを見るの…
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7月24日

この様な美しい仕事はデザインするのも楽しい が、作るのは更に楽しい。 建築やデザインに携わっている人で制作と言う 行程を行なわないと言うのは、その半分以上の うま味を味わっていないと言う事になる。 レシピを考え選りすぐった材料を用意した後、 いきなり試食のステージに移行すると言うのは 少し寂しい。 切り方や火加減つまり手や舌の感覚…
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7月21日

休日であったのだが、近くのHOPEと言う町に 仕事の打ち合わせに出掛ける。 2時頃に無事打ち合わせも終わり、時間が余ったので 近くを流れる川を見に行く。 この川には美しい鱒たちが溢れている。 竿は出さず、2時間程のんびりと遅い昼食をとる。 川を渡るシカを眺め、ライチョウがすぐそこまで 近寄って来、大きなクマを1頭見た。 満たされた…
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7月18日

このブログの存在理由は2つある。 ひとつは私の建築やデザインの方向性や哲学を 示してみたいと考えた事。 そしてもうひとつは私の娘の為に書いている。 死んだ父について私は知っている様であまり知らない。 彼の心に沈んだ深い不安の理由が何であったのか、 破滅的な怒りと激情は何処から来ていたのか、 青年期、何に追われ何から逃れる為に故郷を離れ…
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