大岩邸 外観

自邸の外観です。

私は商売柄、多種多様な家を作って来ました。

多角形、スキップフロアー、四方転びetc,etc。
しかし、自分の家は兼ねてからフォルム自体はオールド
スタイル、何百年も作られて来たシンプルなデザインに
したいと考えて来ました。

私は形の斬新さで自分を表現するのではなく、それぞれの
パーツに何かを宿らせたいと考えて来ました。

四角形と直線を並べた現在の設計に疑問を持っていたと
言う事もありますが、やはり柱、梁などすべてのパーツに
祈りにも似た細工を入れて、表情や個性を持たせてみたい
と考える様になったのです。

多くの異議やお叱りを覚悟して言えば、この神の木シーダー
をただ角材に挽いてそれらをくっ付けるだけの作業にはこの銘木、
価値があり過ぎると考えて久しいのです。
そしてそれは私でなくてもいい仕事なのではないかと思い始め
久しいのです。

ただ、この考え方を20年後、同じ様に持っているかと言うと
自信が無いのです。それほどに私は日々、揺れ、ぶれ、ズレて
います。そして最大の矛盾はその木に触れているときだけが
本当の自分に会えている気がするのです。

削ぎ落としてみたい。
丸裸にしてみたい。
言葉を無くしてみたい。
経営者など辞めてしまいたい。
完敗してしまいたい。
真の孤独と自由を理解してみたい。
「他」と言う呪縛から解き離れたい。

みなさんにはどう写るか解りませんが、この家は私の
現時点最大のシンプルシティなのです。私の中でこれほど
単純明快な家はありません。



横にある古い家はもう取り壊しました。
ここにはやがてガレージを作ります。デザインで今、
悩んでいるところです。


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