スタンハンセン

スタンハンセンが鍛冶屋のおっさんになっていました。

テキサスではなく、カナダBC州97号線の町にいました。

煤けたログウォールが良い感じです。

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男も濡らすマックィーン

先日、ノースバンクーバーのお客さんの家に行った
時に玄関先にトライアンフが。

なんとマックィーンモデルだとか。

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流石、映画舞台のお仕事をされているだけあります。

お家はティンバーフレームですが、肝心の改築のお話より
マックィーン談義に盛り上がり、仕事からお帰りになった
奥様との外出があるらしく、その日はお開き。

マックィーンはいつまでも男達を女に変えてしまうのです。

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フレンチカントリーなティンバーフレーム

100歳のバーン(馬屋)から出たリクレイム材です。

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チョウナの跡、そして100年の間で刻まれたストレス(傷)
と繰り返し塗り重ねられたペイント。
それも剥げ落ち今、円熟を見せました。

と言うのは真っ赤な嘘。

私が新品の木から作った、つまりエイジングした古材風です。

これでティンバーフレームの家作ったらカッコイイと思いません?

どうです?お一つ。

月刊ふれいざー

カナダ在住の皆様へ

7月号の「月刊ふれいざー紙」にまた記事を書かせて
頂きました。

お暇な時に覗いて見て下さい。

When Frank met George

バーン(馬屋)の上で刻々と移り変わる夕焼け雲を
眺めながら、どうしてか新田次郎の「アラスカ物語」に
出て来る「血の海」と呼ばれる赤いオーロラの下りを
思い出していました。

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1890年代に、クロンダイクゴールドラッシュで金探しに荒野を
目指した日本人、フランク安田。

唯一の日本人だと思っていた彼が荒野でジョージ大島と言う
日本人と会った時の驚きはどれほどだっただろう。

そんな事を考えていると、山の麓で10匹以上のコヨーテの
遠声が重なり、赤い空と大地に解けて行きます。

ローダーのアタッチメント

サトウ様

コメント有り難うございます。

ローダーには色々なアタッチメントがあって用途によって
使い分けますが、ログハウスの現場で使うアタッチメント
は主に以下のものが多いです。

*バケット 大鋸屑や砂利の移動、整地などに使用。

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*フォーク フォークリフトで上げれない重い荷物を上げます。

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*そしてグラバー 丸太を掴んで移動するものです。

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KOMATSU

私は重機が好きで、重機を見ると子供の様にワクワクします。

でも色々試したけど、やはり日本のコマツがベスト。

価格、パフォーマンス、メンテナンスと総合点で見ると
やはりコマツです。

愛車のローダーWA180と共に。

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Tall timber

山師!じゃ無かった、材木商のWadaさんと木材の話に
盛り上がった後に、私が丸太を置いている貯木所へ行きました。

そこにあったのは今まで見た事もないような長さの
ダグラスファー(米松)。

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40m近くあります。
前に立ったWadaさんでそのスケールが解って頂けるはずです。

この長さの丸太が転がっている事もすごいですが、これが
陸運出来るハイウェイシステムもすごい。

カナダのスケールの大きさを再確認した日でした。

鳥居

魚釣りの古~いお友達がやられてる空手道場の入り口に
鳥居のアプローチを付けました。

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「王道館」の彫り物でまず習字で下絵を書くのですが、
ダイソーで買った筆しか無かったので苦労しました。

今度、日本行ったら良い筆買ってこよ。

トラウマ

3年前にやったBC州立大学のアースサイエンスビルディング
を訪ねて来ました。

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これはグルラムと呼ばれる大断面の集成材による
ティンバーフレームです。

この仕事は日頃タフな我々にもきつく、筋金入りのクルー達も
音を上げるプロジェクトでした。

トラウマがあり、再訪を控えていましたが、蘇ってきました。
あのきつい日々が。。。

クルー達もあれから誰も訪れていない様です。

すごいですね、トラウマって。


馬の子や横に加へし草の花

子犬でも子猫でもいい、かわいいい赤ちゃんが
いれば本当に心が和みます。

今年は2頭の子馬が産まれました。子馬にも
やさいい赤ちゃんの匂いがあります。

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子馬が醸し出す何とも言えないやさしさ。
これは子馬を守ろうとする母馬の強さがあっての事です。





Rustic Elegance

只今、進行中のSato様のティンバーフレーム。

デザインもお任せです。

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ティンバーフレームのお家をお求めの御客様です。
勿論、ロマンティクな方。

デザインもロマンティクにそしてエレガントに。

100年後、この家がラスティクに錆びた頃、
「ラスティクエレガント」になってくれる事でしょう。

その頃、必ず我々の仕事の価値を見てくれている人がいる。

そう信じてやってます。

プロスペクター

私は仕事やアイデアに行き詰まると内陸に車を走らせます。

スプルースとパインの森の匂いを嗅ぐとすぐに自分の原点
に出会う事が出来るからです。

一時間も車を走らせるとそこはカリブーゴールドラッシュ
が色濃く残るオールドカナダがあります。

カリフォルニアで金が発見されたのが1848年。
そしてカナダのカリブー地方で再び金が見つかるのが
1860年です。
やがてこの動きは1896年のユーコンつまりクロンダイク
ゴールドラッシュに繋がって行くのです。

ハイウエィをそれて、細い未舗装のダートを走ると至る所に
ゴールドラッシュの足跡を見る事が出来ます。

通り過ぎるすべての川やクリークは150年前に男達が
金を求めて彷徨ったのかと思うと不思議な感覚が残ります。

「その彷徨えるその男は俺ではなかったのか。。」

苦笑と共に150年前、どこか北の荒野で金が出たと聞いたら
自分は行っていただろうか?と言う疑問が沸いて来ます。

ちっぽけな地位や大変だと妄想したしがらみ、そして
唯一だと思い込んだ愛を置いて、
間違いなく行っていた事でしょう。

アスペンや白樺の中にぽつりと建つ小屋を見ているとこの男は
もしかしたら一度置いて来たものを、もう一度ここで
取り戻そうとしたのではないか。。。
とさえ思えて来るのです。

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オンリーワン

バンクーバーで業界一番の凄腕社長から「オンリーワン経営」
のレクチャーを長時間受けた後、会社に戻ると隣のポンコツ屋
にこんな二つの物が。。。

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社長、

二つそっくりも、わりとオモシロそうよ!


This Old Log

5号線のColdwaterの出口からダートロードを東に
トラックを走らせていると古いダブテイルのログキャビンが。

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トラックのドアを開けるとむせるくらいの松ヤニの甘い香り。

パインのフェンスと牛の頭蓋骨。
不変の演出なのに何時見てもカッコいい。

これが象徴するものに憧れてこの大陸に来たんだ。。
としみじみ。

トラックに戻り、イーグルスの「呪われた夜」を流すと
若い頃の感傷が蘇って来ます。

汚れちまった悲しみはもう恋人でもなければ、友達でもない。

誰も語らなくなった「自由」に付いて考える。

ビート、ヒッピー、パンクそしてバックパッカー達までもが
諦めてしまった「自由」。

でも私はあの頃よりも今、ずっとずっと「自由」を求めている事に
気が付くのです。

有り難う、オールドキャビン。

グレンフライが歌います。

 ”偽りの瞳の中に隠れる事なんて出来ない”と。



Hideセラミック

友人の陶芸家ヒデちゃんの工房に二人で飾り壁を作りました。
(本人は友人がいないとお嘆きなので、仕方無く友人に
なって上げたのです)

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しかし、たのしいひと時でした。

あっ、せっかくの二股飾り台に食べさしのバナナ。。。
片付けといて!って頼んだでしょ。

*ログ&ティンバーハウスのオーナーの方々へ

このヒデさんの照明器具(勿論、焼き物です)はお薦めです。

HPへGo!

グリーンライフさんモデルハウス

福島の郡山市にグリーンライフさんのモデルハウスが
オープンしました。
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イギリスの伝統的なチューダーのデザインを取り入れた
本格的なティンバーフレームです。

BIGROCK HOMESらしい装飾も各所に散りばめています。

室内もこんなにお洒落。

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長谷川社長は私が尊敬する経営者で
あり親友です。

この人の凄い所は直感力。私は難しい経営の事は解らないのですが、
デザインの事は少しは解る。

長谷川さんと私が家をデザインするとき、驚くのがその時間の短さ。
この人と打ち合わせしていると、全体の絵がすぐに見えてきます。
そして、メインの見せ場をド~ンと決めて、後は細かな詳細を
くっ付けて行くと言う長い年月で我々が鍛えてきたスタイル。

最後の詳細の頃には長谷川さんはもう「その辺は大岩さんにお任せで」
となってしまう真の経営者です。

兎に角、凄いこのモデルハウス。

是非、見に行って下さい。

ところで、後ろにある(株)ユニフォームってこれはユニフォームを
こさえてる会社かしら。。。

うらやましい程、解りやすいネーミング。
見習いたいです。





カナディアンカヌー

この言葉を聞いて心の何処かがコトンと音を立てたのなら
トウヒの森深きカナダのハイカントリーに来れ。

事にそれがオールドカナディアンカヌーならば尚更である。

ついでにトムトムソンのこんな絵まで見せてしまうのだ。

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どうだ、我慢出来ないだろう。

若者よ、カナダの大自然に来れ!

昨年、リビルドしたカヌーの進水式を行いました。

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誰もいない湖で独りだけのそれでしたが、20年連れ添った
愛馬にはふさわしいではないでしょうか。。。

湖に漕ぎ出すとすぐに雨が降り出しました。

何時だったか、寒いワシントンの川で冷たい雨に打たれ
こいつをひっくり返してパドルで斜めに固定し、
その下に潜り込んだ時があった。
横ばいになってストーブに火を入れ缶のスープを暖めて
飲むと体が暖まり、しばらく寝てしまったのです。
目が覚めると日暮れ。このまま一晩過ごしてもこいつの
下にいたら安心な気がしたのでした。

また別の川では沈し、随分流されたけどこいつに掴まって
いれば、やはり安心な気がしました。

もう20年、がんばってくれよ。

でも次の20年はそう、「のんびり行こうぜ」。
そして身の回りのものをどんどん削り落として行こう。

この20年、いろいろ持ち過ぎた。

また冷たい雨が落ちて来たら、懐に入れておくれ。

ジャクソン ブラウンのトリビュートアルバム

ジャクソン ブラウンのトリビュートアルバムを
買いました。

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他のアーティストに演奏させてみて、この人の作曲の
凄さを改めて見せつけられました。

70年代からウエストコーストのみならず、全米そして
日本の音楽シーンに大きな影響を与えたジャクソン。

ラジオから流れて来るカントリーロックでこの人の要素を
取り入れていない曲は無いと言っていいくらい。

ついでに歌詞もすばらしく、日本で買われるCDには是非
対訳が付いている事を望みます。

ウエストコーストの乾いた風と太陽を感じさせるこのアルバム
是非よく晴れた休日の午後にログ&ティンバーハウスの引き出し
窓から風を入れて聞いて下さい。
2時間後にはきっとこのアルバムを持ってドライブに出掛けてしまう
事でしょう。

私ならシングルキャブの古いピックアップトラックの
ベンチシートに乗ってウインズロー アリゾナから
66号線を東に走らせたい。

根っこに流れる悲哀と寂しさはメロディーや歌詞と同じ。

独りがいいかな。。。

いやいや、勿論あなたと。


野生動物にカールをあげてはいけません!

週末に残っている仕事をするか?それとも石を積むか?
と考えていたのですが、朝起きると体に疲労感そして
心に空虚感が貯まっている事に気が付き、急遽山歩きに
行って来ました。
(辛い石積みから逃げたいと言うある種の拒絶反応と言う
説もあります)

ルックサックにアップルパイとカール(うすあじ)を
放り込んでハイアルペンまでジープを走らせました。
まだ残雪が残るトレイルを歩き始めると、体が喜んでいる
のが解ります。

2時間程歩くといかにもソーローが小屋を建てそうな湖の
辺りに出ました。(ウォールデンには行った事ないけどね。
だから、たぶんこんな感じ)

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「私がウォールデンに行ったのは、そこで自分だけのある仕事
を出来る限り何にも妨害されずにやり遂げようと思ったからだ」
とソーローは書いています。

その仕事とは?今で言う「自分探し」なんでしょうね。

「自分だけの仕事」に付いて考えながら再び歩き始めるとあの
慣れ親しんだ香りが、そうシーダーの匂いです。
スプルースとロッジポールパインしか生えない高山にシーダー?
周りを見渡すとありました。それも大木が。

こんな高地でも水さえ十分にあればシーダーさんは生きていたのです。
しかも根は川の中。そんな状態でも100歳近くになるまで。
(普通の木なら腐ってとっくに死んでいる事でしょう)

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さらにトレイルを進む事2時間。ランナーズハイの状態になった
所でいきなり視界が開け、そこに出て来たのは石、石、石!

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地崩れが起きたのでしょう。

思わず積み始めました。

そこで心が折れ、来た道を戻る事に。

帰り道では何故か路傍の石どもばかりが目に入り、
「これは持ち上げられそうだ」
「んん。。これは無理」
「不細工なあなたを何とか使って上げたい」
「積みやすそうな媚びたスケベ石め!」
などと考えながら歩く始末。

名前が大岩で、会社名がBIGROCK。

購えない何かを感じながらも、駐車場に到着。

人懐っこいシマリスがいたので、カール(うすあじ)食べるかな~と
与えていると、後ろから少女の声が。。。

「野生動物に食べ物を与えてはいけません!」

振り返ると10才くらいの金髪の女の子が私を睨んでました。

非の打ち所がなく一分の隙もないそのお言葉におじさんは
銃を持たないカウボーイ状態。
そのヨロヨロでタジタジのおじさんに同じ台詞をもう一度。
彼女と来たら若さ故、コーナーまで追い詰めトドメまで
刺しちゃう作戦。

帰りのドライブで
「でもここに”あぶらで揚げてない”って書いてるよ。
それに”うすあじ”だし。。」と言えばよかった、
ちくしょう。。。と後悔したけど時遅し。

「ノンフライのお菓子(うすあじ)をあげています」
と言うTシャツを着て彼女と再会したいものです。

いや、明治製菓に「動物にもやさしいカール」と言うのを
作ってもらって、それで彼女に再会して。。。

もういいって。。。